★ポリロゴス1 特集:ミシェル・フーコー 目 次

サイバー空間の思考―まえがきに代えて(中山 元)  4

■ 特集:ミシェル・フーコー

 ○論文・講演
  外の思考―フーコーの文学論(中山 元)  14
  ミシェル・フーコーとポリス国家―ブランディーヌ・バレ=クリージェルによる報告から(近藤一昭)  38
  わたしは狂っているのか―励ましの思考としてフーコーを読むということ(野村美優紀)  49
  自己への配慮―フーコー、そしてアレント(中山 元)  64

 ○リソース紹介
  フーコーを読むために―主体、真理、権力の問題構成から(中山 元+二木麻里)  106
  フーコー・オン・ザ・ネット―インターネット上のフーコー資料徹底ガイド(中山 元+二木麻里)  115

 ○翻 訳
  ブランショ「大いなる閉じ込め」(中山 元 訳)  124
  ブランショ「肯定すること、そして否定的な思考の情熱」(中山 元 訳)  134
  バタイユ「ヘーゲル―人間と歴史」(中山 元 訳)  151
  クロソウスキー「マルクスとフーリエの間」(中山 元 訳)  179

■ インターネットというメディア――メーリングリストから
  インターネットで「蝉」を追う―古代ギリシアの葉陰から(二木麻里)  182

■ ポリロゴス論考・翻訳集
  二重の論理学、溢れ出る生―ジル・ドゥルーズについて(湯山光俊)  194
  知と情報―知の民主主義、あるいはサイバネティクスという危険(原 宏之)  208
  実験をめぐって(中塚則男)  225
  「詩的理性批判」に向けて―天才論の系譜(清水 満)  236
  作曲家のメールボックスから―システミストの弁明(酒井泰斗)  252
  「かのように」をめぐって(中原拓也)  262
  アンティポンの法廷弁論(富田章夫 訳・解説)  271


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